確認しよう!安全な速度と車間距離とは

道路交通法の改正により、平成21年10月1日から、車間距離保持義務違反の罰則が強化されています。高速道路においてこれに違反する者に対しては、3か月以下の懲役または5万円以下の罰金が科されます。とはいえ、安全な車間距離を保つ重要性は、高速道路に限らず一般道においても同様です。そして、これには適切な走行速度が関係してきます。自動車の速度は停止距離と密接な関係にあるからです。
では、自動車の速度と停止距離の関係について述べたいと思います。まず、自動車の停止距離は、空走距離と制動距離から成っています。空走距離とは、運転者が前方の障害物などを認識した瞬間から、ブレーキを踏んでそれがきき始めるまでに走る距離のことです。制動距離とは、ブレーキがきき始めてから実際に停止するまでの距離です。
運転者が通常の状態で、乾いた舗装道路上で急ブレーキをかけた場合、速度が時速30キロの時の停止距離は14メートル(空走距離8メートル、制動距離6メートル)、時速60キロでの停止距離は44メートル(空走距離17メートル、制動距離27メートル)、時速90キロにおける停止距離は93メートル(空走距離25メートル、制動距離68メートル)です。空走距離は速度に比例しますが、制動距離は速度の2乗におおむね比例します。また、雨天や積雪や凍結などの条件下では、停止距離はさらに長くなります。このような停止距離を意識したうえで、安全な車間距離を取ることができるよう、運転者は安全な速度を心がけるべきです。

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