SOHCの概要とは

SOHCとは、Single OverHead Camshaftの略で、エンジンの機構の一つです。
OHC(OverHead Camshaft)、1カムOHCとも呼ばれ、カムシャフトがバルブの上部に設置されている構造で、この1本のカムシャフトによって吸気と排気のバルブを動かす方式です。
ただし、V型や水平対向エンジンの場合は、カムシャフトが2本となる場合があります。
1897年に開発され、1960年代以降に一般の乗用車用として普及し、20世紀初頭から高性能自動車エンジンや航空機用エンジンに使われました。
特徴として部品点数がOHVやDOHCより少なくなる為、軽量小型で安価になり、整備性も良くなります。
他にもカムシャフトが1本である為、エンジンのエネルギーを強く反映させることが出来る機構になっています。
それにより、DOHCエンジンと比べて、駆動抵抗が少なくなり、多くのエネルギーを効率よく回転につなげられることによって、燃費も良いエンジンに仕上げやすいメリットもあります。
しかし、現在主流となっている燃費向上やエンジンをコントロールする、可変バルブタイミングコントロールシステムの効果が低いことから、自動車市場の多くはDOHCエンジンが採用されています。
DOHCエンジンと比べて実用上は有利な面も多くあり、安定性、歴史が古いことから、今でも街中を走る自動車にも搭載されているエンジンです。

Comments are closed.

最近の投稿