SVの概要とは

サイドバルブエンジンとは、吸排気のバルブがシリンダーブロックの横に配置されているエンジンでその名前もその構造から「サイドバルブ」(SV)と呼ばれています。
初期のエンジンの標準的な構造で、バルブはシリンダーヘッドの下方に取り付けられたカムシャフトに連動して駆動される仕組みになっています。
インテークマニホールドが曲げて取り付けられているため、大きさに無駄が多く、燃焼室の圧縮比を高めることが難しくなっています。現在ではDOHCやSOHCが自動車・オートバイのエンジンの主流となっていて、すでに旧式のエンジン機構と認識されています。
しかし、構造が非常にシンプルであるためにシリンダーヘッドと共にエンジン全体をコンパクトにまとめることが出来、エンジン内部の駆動部品が少ないために故障の少ない丈夫なエンジンと言えます。
シリンダーヘッドに点火プラグ以外の付属部品を取り付けることが不要で、シリンダーヘッドを取り外しての修理や調整が簡単に行えるのも特徴です。
その丈夫な特徴から、近年まで共産圏で、軍用バイクとして使われており、また、現在でもサイドパルブ構造のエンジンを使ったオートバイやサイドカーが中国では生産されています。

Comments are closed.

最近の投稿